【今年から読みたい！】読むだけで人生が変わる本10選！

皆さま、こんにちは！

今回は最近読んだ本の中で、「この本はオススメしたい！」と思うものを10個あげましたので、まだ読んでいない方はすぐにでも読んではいかがでしょうか。

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え

FACTFULNESS（ファクトフルネス） 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 [ ハンス・ロスリング ] 楽天で購入

ビル・ゲイツもオススメの一冊であり、彼は一時期、世界の学生たちにこの本を無料で支給していました。内容は主に「人間は様々な心理バイアスにかかるので、入手する情報の信憑性を常に疑う必要がある」ということ。著者らは「数々のメディアは視聴者をより多く得るため、世界の悪い出来事ばかり報道するが、私たちが思うより世界は確実に良くなっている」と述べていました。日常的にネガティブなものばかりをメディアからインプットされている身からしたら、読んでいい気付きを与えてくれた本でした！

「死」とは何か ー イェール大学で23年連続の人気講義

「死」とは何か　イェール大学で23年連続の人気講義[ シェリー・ケーガン ] 楽天で購入

この本には「自殺」のような社会的にはタブーな事情についても触れており、大変読みがいがあった1冊となっております。正直この本は分厚く、哲学的（理屈っぽい？）ので読破するに時間がかかりました。私は基本、読む本はすべて読み終えるようにしています。なぜなら、どの部分が自分のためになるか、最後まで読書しないと分からないからです。なぜこの本がオススメに入っているかというと、「死」という日常考えたくないトピックに関して、本気になって考える機会を与えてくれるからです。これは私だけだったかもしれないですが、「死」とは「生」の終着駅のようなものと思っていましたが、よく考えると「死」は「生」と共存しているものなのです。こう気づいた時、私は「生きている」という当たり前を再度振り返るようになりました。

ホモ・デウス: テクノロジーとサピエンスの未来 

ホモ・デウス　上 テクノロジーとサピエンスの未来 [ ユヴァル・ノア・ハラリ ] 価格：2090円（税込、送料無料) (2022/1/16時点) 楽天で購入

この本はもう既に有名で読まれた方も大勢いらっしゃるかと思いますが、読んでいない方は、今にでも手に取って頂きたいですね。内容としては、歴史博士である著者が過去の歴史に基づいて、これから起きるであろう未来について予想するものです（あくまで著者の意見）。現在進行形のテクノロジー革命・AIなどの自動化・IoTなどから「データ」というものが「人間」のためにあるのではなく、「人間」が「データ」によって操られる世界が来るということが述べられています。私自身、これらはもう既に起こっている事だと思っており、色々考えさせられました。

例えば、アマゾンや楽天などのECを使用する際に表示される「あなたのオススメ商品」などは、アルゴリズムや自主的なディープラーニングを通して、AIがあなたの好みを自動的に探し、あなたに提示します。これに応じるように、消費者が数々のものを購入しますが、果たしてこれは「私たちが買いたいから買っているのか」それとも「心理的にそう導かれ、買わされているのか」。。

ぜひこの本を読んでみて考えてみてはいかがでしょうか。

LIFE SHIFT ―100年時代の人生戦略

ライフ・シフト　100年時代の人生戦略 / リンダグラットン 価格：1670円（税込、送料無料) (2022/1/16時点) 楽天で購入

「人生100年時代」と世界を言わせた1冊がこの本です。この本では従来の「定年まで同じ会社で働く」や「女は家事、男は外へ出て働く」などの風習が劇的に変わるということを述べています。その上、これからどういうことを頭の隅っこに置いておくのがいいのかを教えてくれます。「もうこんなの知っている、読む必要がない」と思う方もいるかもしれないですが、この本は確実に読まずに損はあっても、読んで損することはないでしょう。

バカに囲まれた人間の行動の4つのタイプまたは理解できない人を理解する方法

この本はもしかしたら、日本語訳がまだ出版されていないかもしれないですが、大変読んで面白かった1冊です。著者がいうには、この世には大きく4種類のタイプ「赤・黄・緑・青」の人間が存在し（確実に4種類に分かれているわけではなく、色んな種類を持ち合わせている人たちもいる）、それぞれのタイプに合う適切な対応の仕方について教えてくれます。例えば、かなり体育会系の上司だと、どのような受け答えが評価に繋がり、どのような行動が逆に低評価になるのかなど。ぜひ一回読んでみてはいかがでしょうか。

トレバー・ノア 生まれたことが犯罪？

トレバー・ノア　生まれたことが犯罪！？ [ トレバー・ノア ] 価格：1980円（税込、送料無料) (2022/1/16時点) 楽天で購入

海外では有名な南アフリカ出身のコメディアン・司会者：トレバー・ノアの生い立ちについての本ですが、これは面白かったです。タイトルの通り、トレバーは生まれたことが犯罪だったのです。南アフリカがまだ白人至上主義時代でアパルトヘイト政策を実行していた頃、トレバーは白人と黒人と間で生まれてしまいました。アパルトヘイト政策下では、白人と黒人が同じ住居や街に住んではいけなかったので、黒人の母と一緒に育ったトレバーの毎日はかくれんぼ状態でした。そこから一般の常識では考えられない様々な出来事が彼の人生では起き、それらをストーリーとして書いてある1冊となっています。

ファスト&スロー / あなたの意思はどのように決まるか?

ファスト＆スロー　あなたの意思はどのように決まるか？  [ ダニエル・カーネマン ] 価格：924円（税込、送料無料) (2022/1/16時点) 楽天で購入

アメリカの心理学者、ダニエル・カーネマンが脳の構造によって起きる我々の様々な心理バイアスについて語ります。これは色々な場面でよくも悪くも利用することが出来ます。例えば「アンカリング効果」、それは考える事情とは全く関係のない情報に、自らの考え（それらの指標）が影響されること。これらはマーケティングの手法として利用されることが多いのですが、ある数字を交渉の場で一回提示すると、その数字がそれ以降の交渉の中央値（アベレージ）になってしまうということ。その他、たくさんのことがこの本には含まれているのでおすすめです！

チーズはどこへ消えた?

チーズはどこへ消えた？ [ スペンサー・ジョンソン ] 価格：921円（税込、送料無料) (2022/1/16時点) 楽天で購入

この本は大変有名ですね！結構前からある本で知っている方・読んだ方も多いはず！本も１-2時間で読めちゃう、短いストーリーなので、もう1度読んでみるのもいかがでしょうか？この本は2匹のネズミと2人のこびとが、迷路中にあるチーズの在処を探るというものになっており、その中で起きる数々の問題を著者が現実に置き換え、我々はどうしたらいいのかを示してくれます。

ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか

ティッピング・ポイント−いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか− / マルコム・グラッドウェル 価格：1670円（税込、送料無料) (2022/1/16時点) 楽天で購入

世の中の様々な出来事や疑問、例えば「とあるブランドがどう若者の間でブームを起こし、それが後に国の社会現象として広がるのか？」、「ある場所の治安がいきなり大きく改善したのはなぜか？」、「なぜある特定の人物の「お知らせ」はよく広まるのか？」などを通じて、いかに「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すかを説明してくれます。

恐怖の地政学―地図と地形でわかる戦争・紛争の構図

恐怖の地政学 地図と地形でわかる戦争・紛争の構図 価格：1980円（税込、送料別) (2022/1/16時点) 楽天で購入

この本を読むと世界の情勢が簡単にわかるようになります。例えば、ロシアによるクリミアの併合がなぜ起きたのかなど、その他日本についても含め、世界各国のことを地政学観点から読み解くことが出来ます。例えば、ロシアがなぜこれほどクリミアを大事にするかには、暖かい土地が少いロシアの地理的制約が大きく影響しているという。中国がチベットを大事にするのは、インドとの国境を保ちたいから？などです。是非とも読んでみてはいかがでしょうか。