マレーシア 海外育ち 留学

【マレーシア育ちが語る】マレーシアの治安ってどうなの?

更新日:

皆さま、こんにちは!

マレーシアも年々リタイアFIREをする人、留学希望の学生、移住者転職者の間で人気となっていますが、マレーシアの治安ってどうなの?って疑問に思うところありますよね。特にお子様連れで家族移住される方々にとっては非常に大事だと思います。ということで、今回は私が小学生から育ったマレーシアの治安について触れていきますので、最後まで読んで頂ければ嬉しいです!宜しくお願い致します!

マラヤ大学についてはこちらから!

自己紹介

 わたる

  • 大阪生まれマレーシア育ち、小学校3年2学期からマレーシアで暮らす。
  • マレーシア歴13年+:ペナン島 (小学校)➔ イポー(中高一貫校)➔ クアラルンプール(大学)
  • マラヤ大学を正規学生として卒業(First Class Honours) ➔ 現在 オーストラリア・メルボルン大学院修士課程(教育学 Melbourne Graduate School of Education )
  • 趣味:スポーツ全般(特にバスケ、過去にバスケ部主将経験)、読書、ブログ、カタン(一緒にカタンしたい人募集中!)

もくじ

  • マレーシアの治安:総合的に見て
  • 人混み、暗い場所は出来るだけ避けよう
  • 路地裏・灯りかない場所へ行かない・使わない
  • 警察に関して
  • ー人で夜歩き回れるのか?
  • 子供を一人で登校させても大丈夫?
  • 結論:基本安全。しかし、最悪な状況を常に頭の片隅に置いておきましょう。

マレーシアの治安:総合的に見て

有名な話かもしれないですが、マレーシアは親日国なので人々は基本的優しいです。日本人よりも優しいと思うときがあるぐらいです。なので、比較的どの街でも(KL、ペナン島、イポー)住みやすい場所でしたし、一度も強盗にも合いませんでした。命が危険にさらされることもなかったです。たくさんマレーシア国内旅行も行きましたし、友達らと様々な場所へ行きましたが、身の危険なく、楽しかったです。

しかしながら、ちゃんとリアルな話もしなければならないのでお伝えします。

マレーシアは日本に比べ、人々の貧富の差は激しく、一人一人の命の価値も低いです。そのため、日本で当たり前とされることをもっと気を付けて行うことが重要です。現地のマレーシア人は安全に対して、かなり重要視しており、日本ではごく当たり前に子どもを一人で登校させるなどのことはしません。そんなことをしたら逆に他の人から叱られます。それぐらい、マレーシア人は安全に気を使っています。私も含め、まわりのクラスメートらも高校までは親が毎朝学校の送り迎えをしていました。

ほとんどの一軒家・コンドミニアムの窓も「グリル」が強盗対策として設けられております。そういう観点からすると日本よりも安全面には気を付けていると思います。現地の人からも、一軒家よりもガードハウスのあるコンドミニアムを借りたほうがいいなども言われます。

人混み、暗い場所は出来るだけ避けよう

まず、人が大勢いる場所(特に首都クアラルンプールでしたらBukit Bintang、KL Sentral [Brickfields]、Pasar Seni、Pudu)、特に日が暮れた後の時間からはさらに注意するようにしましょう。人が大勢いるとき・暗いときが一番ひったくりやスリに合いやすくなります。

私自身、ニューイヤーカウントダウンの花火を見ようと、混雑の中、KLCCへ行ったのですが、その時に携帯をスられました。KLを知っている人なら、「それは当たり前、自業自得」というますが、当時はそんな経験もなかったので警戒心ゼロでした。。

その時から人一倍気を付けるようにしています。GPS機能で携帯などは後から追跡出来るようにしておきましょう。そして、ズボンの後ろポケットには何もいれないこと。

私がオススメをしているのはスマートタグという、所持品・貴重品などに付けれるGPS追跡可能なチップです。これをカバンやスマホに付けることで万が一、紛失してしまった場合にもどこにあるかが後から確認することが出来ます!

路地裏・灯りかない場所へ行かない・使わない

これに加え、路地裏や灯りかない場所・道は極力行かない・使わないこと。何かが起きたときに、たとえ自分が被害者だとしても、外国人ということだけでもうすでに立場は弱いです。交番などへ行ってもまず外国人だけでは相手をしてくれません。ですので、行くのであれば数人のグループで行き、ローカルの友達お連れていきましょう。

警察に関して

警察に関してですが、検問や Uber / Grab など配車サービスを利用する際に、チェックを受ける可能性があります。検問は Road Tax のシール [車の前ガラスに貼るシール]のチェックがほとんどで何も起きないですが、Uber / Grab などを利用して、道端にストップされるときは警戒しておいたほうが良いです(私自身1度経験しましたが、結構ザツで怖かったです)。これは大学の頃で、私を含めて4人(他は皆中東の国出身)に「麻薬してるだろ!」みたいな、でっち上げを迫ってきました。結構警察の方もバイク3台・車1台で、それなりの人数だったので、流石にビビりましたね。この時のような状況に対し、絶対に身分証明書は所持しておきましょう。さもないと最悪の場合、不法滞在者として、警察署に連れていかれます。

ー人で夜歩き回れるのか?

A:あまりオススメしません。特に女性・学生(高校生以下)の方は一人にならないようにしましょう。一人にならざる負えないのであれば、せめて街灯の道を選択しましょう。建物内を通じて目的地に向かえるのであれば、そうしましょう。

子供を一人で登校させても大丈夫?

A:マレーシアでの登校は基本的に親の送迎、又はスクールバスで行います。これはローカルスクール、インタナショナルスクール問わずです。理由として安全上、子供を一人にするのは危なすぎるというのがマレーシア内ではあるからです。たとえ学校が徒歩圏内であるとしても、小学生の子供がいる親などは確実と言っていいほど一緒に学校までお見送りをします。

しかし、高校生ぐらいになりますと、親の車や公共交通機関で登校する学生もいます。

結論:基本安全ですが、最悪な状況を常に頭の片隅に置いておきましょう。

結論、マレーシアは大変安全な国だと思います。自ら危ないと思う場所へ行かない限り、身に危害が加わることは経験上ないと思います。

しかし、異国の地にいる以上、常に最低限の警戒心を持つ必要があります。ですので、まずどの場所が安全で、どの場所が安全ではないかを出来るだけ自分で把握し、危なそうな場所へは行かないようにしましょう。

この度は最後まで読んでいただきありがとうございました。また詳しい内容についてはぜひコメント欄からご質問して頂ければと思いますので、皆さまお待ちしております!

-マレーシア, 海外育ち, 留学

Copyright© Wataru's Blog , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.