皆さま、こんにちは!
わたるさん、こんにちは。家族で来年から海外移住する(夫の転勤で)予定なのですが、正直子供を日本人学校に入れるか、インターナショナルスクールに入れるか悩んでいます。
ぜひとも、インターナショナルスクールの魅力(先生などについて)教えて頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。
このように、家族移住される方々は一度お子様の教育について迷われるのではないでしょうか。
そのため、今回は「インターナショナルスクールと日本の学校の先生の違い」について詳しく4ついい面での違いをリストアップしましたので解答していきたいと思います。
こちらの解答はあくまでも私の経験からであり、実際にお子様が通うインターとは異なる場合がありますので、そこは承知して頂けましたらと思います!
例えば、ローカル校に近いインターナショナルスクールですと、アジア色の文化が強い傾向があり、リストアップしたものに当てはまらないかもしれません。
自己紹介
わたる
- 大阪生まれマレーシア育ち、小学校3年2学期からマレーシアで暮らす。
- マレーシア歴13年+:ペナン島 (小学校)➔ イポー(中高一貫校)➔ クアラルンプール(大学)
- マラヤ大学経済学部経済学科卒業(First Class Honours) ➔ 現在 オーストラリア・メルボルン大学院修士課程(教育学 Melbourne Graduate School of Education )
- 趣味:スポーツ全般(特にバスケ、過去にバスケ部主将経験)、読書、ブログ、カタン(一緒にカタンしたい人募集中!)
もくじ
- 生徒に対してのアプローチ:評価をしてから、次回に向けての変えるべき事を指摘してくれる
- 先生の時間はいつでも空いている:先生は怖がる存在ではなく、理解してくれる存在
- インターの先生は基本フレンドリー:「先生」という絶対的な存在ではなく、友達にもなれる人
- 生徒主体・先生はサポート役:「君はどうしたい?」
生徒に対してのアプローチ:評価をしてから、次回に向けての変えるべき事を指摘してくれる
私の経験上、スタッフ・生徒と共に多様性が高いインター交ですと、欧州の文化も学校に強く影響してくるため、メンタルヘルスケア面では日本の先生と比べいい対応をしてくれます。
当時まだ私が日本で小学校に通っていた頃はよく宿題を提出しなかったりすると、先生がみんなの前で名指しで𠮟ったりされましたが、そのようなことはインターではあまりありません。
宿題がわからないから提出日に間に合わなかった場合、先生はその学生を叱るのではなく、なぜ「分からなかったのか?」を追及し、多くの場合、付き添いで教えてくれることもあります。先生は「分からない」の意味を深堀し、「どの部分が正確には分からないのか」を明確にし、生徒自身で出来るようにしてくれます。生徒主体で問題を解決させ、自律心と自信を付けてくれます。
先生の時間はいつでも空いている:先生は怖がる存在ではなく、理解してくれる存在
マレーシア移住したて当初は、英語がまったくで、何もかもヘルプがいる状態でした。
日本ですと幼い頃から植え付けられている「迷惑をかけてはいけない呪縛」で、先生・クラスメート(授業中喋ると先生に怒られるので)に聞けなかったりしますが、インターでは先生に聞く勇気がある学生には「いつでも」と言っていいほど助けてくれます。
私の経験上、親からも「先生に聞きなさい」と言われていたので、つたない英語で先生に助けを求めていました。休み時間などに、怖いですが、クラスルームにいる担任の先生に「I don't know this, please teach me」というと快く教えてくれました。これは先生に関わらずでしたね。本当にそこは日本の先生とは違うと思ったところです。
インターの先生は基本フレンドリー:「先生」という絶対的な存在ではなく、友達にもなれる人
日本の学校で強く印象に残っているのは、「先生」というのはリスペクトする方であり、失礼なことは絶対に言ってはいけないというルールが強かったです。
しかし、インターではほぼどの先生とも、仲良くなると、ホント友達のように接してくれます。
「先生」と「学生」という関係から、一人の人間としてまともに接してくれます。
日本では結構コンプライアンス上、問題になることがたくさんあり、些細な事にもルールがありがちですが、インターはもう少しフレンドリーで先生と話しやすいです(私が塾講師の時は、生徒と接する面でたくさん決まり事があり、ちょっと違和感がありました)。それに加え、英語では相手をリスペクトしつつも、敬語などがないので、それも先生との距離間短縮に繋がったのかな?
生徒主体・先生はサポート役:「君はどうしたい?」
生徒主体方針がインターでは多い印象があります。それは先生が教えることを生徒がおとなしく聞く・理解するというものではなく、生徒たちが興味のあるトピック・アクティビティ・事柄に授業内容を置き換え、学生たちが授業内容に自然にのめりこめるような学習方針です。
そのため、先生は各生徒が抱える問題・悩みなどに対して、アイデアを教えたりはせず、話し相手として「君はどうしたい?君の答えはなんだ?」の探究へ導いてくれます。
多様性が高いインターでは「標準値」などはなく、学生一人一人がベストを尽くせればいい環境なので、「自分のベスト」を常に出せる教育方針となっています。
これは当初英語が全然喋れなかった時は助かりました。自分のベストを出せばいいと言ってもらえると、人と比べなくてもよくなり、劣等感がなくなります。自分のペースで頑張ったらいいと思え、モチベーションも上がりました。
さいごに
今回は私自身の体験に基づいて、日本との学校先生とインターの先生の違いを4つ述べてみました。
これらは一番自分の中で印象強かったものなのですが、もっと詳細を知りたい方はコメント欄からご質問して頂けたらなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
インターのいじめ事情などに関してはこちらから。