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マレーシア育ちが思う:不必要! 英語の「キレイな発音」という固定概念

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皆さん、こんにちは!

グローバル化が急速に進むこの時代、英会話力を身に着けるのは不可欠だと思います。日本では経済成長鈍化、人口増加が年々減少、少子高齢化が進み社会保障制度に回るお金が年々増え続けるなど、もはや日本国内だけではやっていけないと思っている方もいるのではないでしょうか。

英語を習得するのは大変でありますが、私はある固定概念を捨てたら「英語力の成長」が早まるのではないかと思いました。それの固定概念が「キレイな発音」です。今回はこのことについてお話したいと思います。

自己紹介

 わたる

  • 大阪生まれマレーシア育ち、小学校3年2学期からマレーシアで暮らす。
  • マレーシア歴13年+:ペナン島 (小学校)➔ イポー(中高一貫校)➔ クアラルンプール(大学)
  • マラヤ大学経済学部経済学科卒業(First Class Honours) ➔ 現在 オーストラリア・メルボルン大学院修士課程(教育学 Melbourne Graduate School of Education )
  • 趣味:スポーツ全般(特にバスケ、過去にバスケ部主将経験)、読書、ブログ、カタン(一緒にカタンしたい人募集中!)

それは英語じゃない。。

「英語」という言葉を聞くと、イメージ的にアメリカやイギリスを思い浮かべるのではないでしょうか。気品高いブリティッシュアクセント・すごくクールなアメリカンアクセントなど、本当に憧れますよね。しかし、それ以外のアクセント・方言をご存知でしょうか。そしてそれらをあなたは「認められる英語」と思いますか。今回読んでくださっている方の中には、「イギリス・アメリカ英語」以外は「英語じゃない、偽物だ」と思う人もいるかもしれません。

しかし、ここで私がお伝えしたいのが、「英会話出来る≠イギリス・アメリカ英語が出来る」ということではないということです。

私はマレーシアという多民族の国で育ちました。主な民族は「マレー系」「中華系」「インド系」の方たちで、その他海外の人も大勢いました。この経験を通じて思ったことは:人々の数だけ「英語の種類」もあるのだと。なぜなら、世界大半の人たちは英語を母国語として使っていないのです(なので当然、母国語の影響もあり、訛りも強くなるでしょう)。

「訛り?」そんなの全然あってもいいのです。

イギリス・アメリカ英語が喋れなくても本当に聞きやすい英語を使う方は沢山います。こういう人たちは発音よりも、英語を的確にどう使うかということにフォーカスを置いています。

「喋るのが恥ずかしい」というのは人種や国籍と問わず、英語を第二か国語・外国語として話す方にとっては皆同じです。しかし、結局経験上、その恥ずかしさを乗り越える一番の近道は「聞き・話す」ことなのです。

結論

これを踏まえて、ぶっちゃけ「英語の発音・方言なんてどうでもいい」ということです。

よく発音や喋り方などに厳しい方がいますが、結局のところ、言葉なんて通じたらいいのです。英語力向上において、一番大切なのは利用することであり、逆に「英語」を使わないと下手になります。「キレイなアクセント」でなければならないという固定概念を信じている人にとっても、一番の近道は英語により多く触れ、使うことです。

私も始めは英語がすごく下手でしたが、英語が苦手な人のほうがこの世の中には多いので、下手は普通であり、恥じることではありません。

なので、英語力向上に奮起している皆さん、自分の発音には自信を持ってください! 個性こそ魅力なのです。

これからも頑張りしょう!

 

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