皆さま、こんにちは！
11月28でしたかね、人種差別の要素がたっぷり詰まっていると日本中でも今バズっているコマーシャルを NIKE Japan が YouTube にアップしたのが。国内のテレビでも、多く取り上げられていたので知っている方も多いと思います！
「え、なんやそれ？」とまだ見ていない方は、記事を進む前にこちらの動画をぜひご覧ください！：
さて、ご覧になっていかがでしょうか。
僕もすぐに動画を確認したんですが、結構内容が濃く、日本人の一員として色々考えられました。
動画みていない方々のために、簡単な内容紹介をしますと、
あんまり日本社会では光が当てられない「在日」、「ハーフ（主に黒人との）」、「個性的・自分の意見を発する」方たちへの差別、偏見やイジメなどにスポットライトを照らしているような動画でした。
やはり、日本の社会問題について、これほど大きな企業が触れると色んな方が YouTube のコメント欄にコメントをしておりました。
即座にチェックしたんですが、まー、荒れていまいましたね！
例えば、
「スポーツメーカーが政治的なものに関与するんじゃない！」や、「NIKE の製品はもう一生買わない！ミズノにする！」
そのほか、「NIKE はウイグル人を商品生産のために奴隷扱いしてるのを棚に上げて何を言っている！」など多くのコメントが書かれていました。
今回はこれらのコメントを読んで率直に思った個人としての意見を述べたいと思います！
なぜ皆ボイコットしようと思うの？
率直に思ったのはこれです。
別に、僕はボイコットが良い悪いの話ではなく、「なぜこの NIKE の CM を見て ボイコットと思うのか」ということです。
僕からすると NIKE の行った行動は勇気があったものと思います。なぜなら、この世界では「マイノリティー」になると、何かしらの「不公平な待遇」は受けるものなのです。
僕は、日本人としてマレーシアで育ちましたが、それらを多く見てきましたし、少なからず受けたこともあります。ある特定の人種や国籍だと、それだけで下級人物とみなされ、様々な機会から遠のけられます。日本みたいな、ある１人種が独占しているような国ではそれが尚更強い傾向にあると思います。
なぜならそれは、「私たち」と「それ以外」の認識が非常に強いからです。例えば、「日本人」と「外人」というレッテルや、学校でだと「塾に行ってるヤツ」と「行ってないヤツ」、「鬼滅の刃の映画見たヤツ」と「見てないヤツ」など、小さなことでもすぐに分けたがります。
これ以外に「出た釘は打たれる」などのことわざの通り、「みんな同じではないといけない」という考えが根付いており、少し「普通」とは違う人をすぐにつぶそうとします。
でもやはり、このグローバル社会に世界がもっと進んでいく中、そういう一人一人の「違い」を親切に受け止められるようになりたいですし、そうならないといけません。
だから、この CM をみて僕は「日本を責めるなんて、と保守的に思わず、こういう「差別」や「イジメ」というものには「みんなで立ち向かっていかなきゃいけないね」と NIKE の CM が「気づかせてくれた」と思って欲しいですね。
確かに日本人のセンシティブな部分にかなり触れていると思います。しかし、結局の主旨は「違いを受け入れよう」じゃないですか。NIKE が問題を他の件で起こしている・起こしていないの問題ではなく、このような「状況」にある人も社会にはいるんですよということを認識して欲しいですね。NIKE が別件で不祥事を起こしているのなら、またそれは違う話ではないでしょうか。
しかし、この動画でボイコットはちょっと個人的には理解が出来ません。
まとめ
みなさんはこの動画についてどう思いますか？ぜひ、コメント欄に意見を頂けたらと思います！悪口ではなく、ちゃんとした意見を頂けたら嬉しいです！
最後まで読んでいただきありがとうございました！