海外育ち

帰国子女あるある:日本語力の向上・キープについて

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皆さま、こんにちは!What's up guys!

I was wondering whether all of you who are reading this blog post shares the same problem as me. Being a Japanese raised abroad (kikokushijo) is quite tough as locally raised Japanese will assume that you've had somewhat a similar upbringing with you, thus being able to speak Japanese fluently like a "normal" Japanese.

So in this post, I would like to share some ways in which you can improve your Japanese language level so that it will make your life easier when returning back to Japan (or coming to Japan)... (yeah I know, the whole idea of 'home' is difficult to identify as a kikokushijo)

I will be writing this post mainly in Japanese as one of the ways to improve/maintain your current Japanese level is to use Japanese. This could be writing a post in Japanese (exactly what I am doing right now) as well as speaking with your family in Japanese. Anyways, it is also advisable to read Japanese when you have the chance as that stimulates your brains to use your Japanese part of the brain. If you really can't understand, you can always translate the page with Google. The translator is not so bad after all to understand the overall idea of the writing.

私も含めてですが、日本では当然のように「日本語を喋れるのが当たり前」ということで帰国子女の方は悩んでいるのではないでしょうか。私もほとんどの学生時代がマレーシアだったので、日本帰国に向けて自分が馬鹿にされないために「どう自分の日本語を上げるのか」など考えていました。これに加え、今から子供が海外留学をする親御さんであれば「子供の日本語力をどう現状維持しよう」と思っている人も少なくないと思います。

当然海外留学と言っても日本人学校がある国でそちらに子供を入学させるのであればこの問題は起きませんが、インターに子供を通わせるのなら、この問題は避けては通れません(特に年齢が若ければ若いほど)。

今回の記事は、そのような問題に直面している方々に向けて、私が海外長期留学中で実際に日本語レベルを上げるためにやっていたことを、いくつかシェアしたいと思います!少しでも、これから帰国子女となる方々のお助けになれたらなと思いますので、ぜひ読んで頂けたらなと思います。

自己紹介

 わたる

  • 大阪生まれマレーシア育ち、小学校3年2学期からマレーシアで暮らす。
  • マレーシア歴13年+:ペナン島 (小学校)➔ イポー(中高一貫校)➔ クアラルンプール(大学)
  • マラヤ大学経済学部経済学科卒業(First Class Honours) ➔ 現在 オーストラリア・メルボルン大学院修士課程(教育学 Melbourne Graduate School of Education )
  • 趣味:スポーツ全般(特にバスケ、過去にバスケ部主将経験)、読書、ブログ、カタン(一緒にカタンしたい人募集中!)

結論:Use Your Japanese! (日本語を使う)


日本語で会話するのが一番早い!

日本語で会話することによって、その会話状況にふさわしい喋り方や適切な言葉を相手から即教わることが出来ます!

例え、筆記や漢字が弱いっていう方にとっても「日本語で会話」をすることで、以前まで知らなかった「言葉」や「特別な言い回し」を聞いて覚えることができ、それらを利用するために、どう漢字で書くかなどを興味本位で探ることにつながります。

逆に言えば、「知らない言葉や伝え方はいくら読めても実用性がない(喋るときに言葉としてでてこない)ということです。

結局、言語は「言う語」と漢字でも書くので、「会話」が一番大事なのです。特に「ことわざ」や、その時代ごとに少しずつ変わる表現の仕方なども「相手との会話」が一番早くそれらを吸収できる手段です。

 

もし、どうしても「会話」が無理であれば、「読む」にフォーカスしましょう。当然日本語で。

読む本に関しては、この後の「映画」についてのところにも書いたのですが、自分が馴染みのある本を読んでみましょう!

私はハリーポッターが好きなんで、日本語版を2-3回読み返しました(笑)もしあなたもハリポタファンなのでしたら、ぜひハリポタでスタートしてみてください!

では、それらの具体的な方法を見ていきましょう。

具体的な方法:6選

1.Speak it with your family (日本語で家族と会話する)

2.Read Japanese News using Web Media (日本のテレビ番組やアニメを日本語で観る、字幕付きで)

3.Watch Japanese TV shows and anime (IN JAPANESE with Subtitles)(日本のテレビ番組やアニメを日本語で観る、字幕付きで)

4.Go to Japanese supplementary school(日本人補習校に通う)

5.Join Japanese Embassy Events(日本大使館主催のイベントに参加する)

1. Speak it with your family (日本語で家族と会話する)

これが一番効果あります。私も家族との会話のおかげで、今日本語が使え、こうしてブログが書けています。

逆に家族無しでは、正直無理でした。常に家族内は日本語でしたので、毎日使うと当然その分うまくなります。

ですので、毎日例えば学校やバイト先で起こったことを家族と話しましょう。

 

2.Read Japanese News using Web Media (日本のテレビ番組やアニメを日本語で観る、字幕付きで)

家族との会話以外にとても重要だと個人的に思っているのが、「情報の仕入れ先」です。私は日本についての情報は基本「日本語」読むようにしています。例えば Yahoo! Japan とか。ネットニュースを読むことで、リアルタイムの情報を取得できるうえに、それらで使われている「言葉の使いまわし」や「漢字」を吸収することができます(今もしています)。

これをすることによって元々読めなかった漢字や意味不明な言葉などもだんだんと繰り返されるので、身に付くようになります。なぜなら、「常に」日本語を読んで、漢字を見ているからです。今はもうグーグルさんのおかげで、分からないことがあれば検索かければいい話なんですけどね(笑)

3.Watch Japanese TV shows and anime (IN JAPANESE with Subtitles)(日本のテレビ番組やアニメを日本語で観る、字幕付きで)

結構海外に住んでいたら「日本のアニメを観ているうちに、少し日本語を喋れるようになったんだ」っていう人に出会ったことはないでしょうか。

私自身数えきれないほど、特に大学時代はそういう人と出会いました。

これはでも果たして、どういうことなんでしょうか。

字幕の力

私の場合例えば Amazon Prime や Netflix でスペイン語や韓国語のシリーズを字幕付きでずっと観ていると、繰り返し使われる言葉やフレーズを覚えることがあります。字幕で観ている内容は理解できるので、「ここではこういうんだ」っていう発見が多々あります。で、それを外国人の友達に使ったりしてます。悪口含めて(笑)

では、日本語ができるあなたが、日本語のTVドラマを日本語字幕でみたらどうなるでしょうか。もう既に言語の基盤があるのであれば、その成長はかなり早くなります

このアプローチは本当に楽しいので、ぜひ心がけてしてみればいかかでしょうか。

4.Go to Japanese supplementary school(日本人補習校に通う)

もうすでに知っている方もいると思いますが、日本人補習校は簡単に言えば、

「日本語以外の学校へ通っている日本人生徒を日本の教科書に沿って学ばせる学校」 です。

ここでは「国語」の他にも、算数や数学、社会や公民なども扱われます(学校にもよる)。私も短期間(約1年ちょっと)マレーシア・ペラ州にある日本人補習校に在学していました。毎週土曜日の午前中から午後2時3時ぐらいまででした。少し事情があり、やめてしまったんですけどね(笑)

 

日本人補習校に通うメリットはたくさんあります:

  • 他の日本人と関係を築くことができること
  • 日本語が親以外とも使えること
  • 日本語で学習できること
  • 日本の文化や習慣を学べる事(ラジオ体操とかは当時懐かしかったです)

デメリットは個人的にはなかったです。楽しいだけでした!

やはり、日本語を利用するうえに、他人ともコミュニケーションが不可欠なので、ご自宅の近くに「日本人補習校」があるかどうか調べてはいかがでしょうか。

 

5.Join Japanese Embassy Events(日本大使館主催のイベントに参加する)

私自身こちらは経験したことはないのですが、日本大使館主催の交流イベントに参加してはいかがでしょうか。

日本の記念日や文化も知れるに加え、同じ趣旨の方々たちとのつながりも作れるかもしれません!

ぜひ、最寄の日本大使館のホームページをご覧になってください!

 

まとめ

やはり、日本語レベルを上げるための最短ルートはやはり「日本語で会話」することだと思います!これは、所詮自分の日本語がつたないと思っていても。ですので、会話の機会を自分で作るには気持ちを変えていかなければなりません。少し不安なのは、初めだけです。アクションを起こしたら、後は楽しく日本語が上達するので、自分に合った方法で頑張って最初の一歩を踏み出しましょう!

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